お仕事週間終了2009/07/15 03:28

上智ライブ2009
4日から上京していた。
6日と13日が上智で授業。13日は恒例、KAMUNAの上智教室ライブ、今年はついに10回目。2000年から始めたので、10歳歳を取ったことになる。
12日は法事。去年、一昨年と身内が亡くなったので、一周忌、三回忌などなど、毎年何かある。来週は去年亡くなったお袋の納骨。
9月と10月に出る新書の打ち合わせ。KKベストセラーズと講談社現代新書。その他もろもろこなして、先ほど帰宅。
闇の中、すぐに池をチェックしたところ、げげげ、山葵池の水がすっかり抜けている。雨の加減で、流入口がふさがっていた。うううう~。
他の3つの池は無事みたい。土手池では小さなカエルがいっぱい懐中電灯の光りの中に浮かび上がった。まずはアカガエルが上陸している。
夜が明けたら細かく点検しなくては。
もう、3時半をすぎたので、今夜はとりあえず寝るわ。

阿武隈のイヤシロチはどこだ2009/07/18 20:29

楢崎皐月が唱えた「イヤシロチ/ケカレチ」論は、前から気になっていたのだけれど、今イチあやふやというか、のれない感じでいた。
今日、思い立って、我が家周辺の地図をコピーし、地図に出ている山頂をどんどん線で結んでいった。
単純に、「高み」を結んだ線の交点がイヤシロチということにして見てみると……。
結構面白い結果になった。
平伏沼は糠馬喰山と鬼ヶ城山を結んだ線と、万太郎山と鬼太郎山を結んだ線の交点にある。
うちも、いくつかの線の交点に位置していた。おお、イヤシロチだ。
この単純な線引きをしていくと、自分の家にとって大切な山は何かが分かる。ある山とある山の山頂を結んだ線上に位置していれば、その両方の山は家の守り神となる山かもしれない。
その論でいくと、我が家にとって、大津辺山は大切な山だと改めて分かった。
うちだけでなく、大津辺山はこのへんの「山頂を結ぶ線」がたくさん集まってくる中心地でもある。
鬼ヶ城山と鬼太郎山を結ぶ線上にあり、おおたかどや山と弥宣の鉾(通称アンテナ山)を結ぶ線の延長上にあり、糠馬喰山と黒佛木山を結ぶ線上にあり、矢大臣山と萩塚山を結ぶ線上にあり、屹兎屋山と小猿合を結ぶ線上にある。これらの一大交点、つまり、大津辺山そのものが一大イヤシロチなのだ。
これだけ大切な山に大量のコンクリートを流し込んで巨大なゴミを建てようなどということを考える人間には、間違いなく天罰が下るだろう。

なんとしてでもCEFの魔の手を排除せねば。

鐸木三郎兵衛と伊達稙宗(たねむね)2009/07/25 11:38

十代・鐸木三郎兵衛の肖像画
7月23日、福島市信夫山の墓地に、昨年8月に亡くなったお袋の骨を納めてきた。
集まったのは親父の親族だけ11名。
その後、先祖にあたる鐸木三郎兵衛が死ぬ前に住んでいた伊達の家にお邪魔して、三郎兵衛(=肖像画)の話などを聞いた。
まとめたものは⇒http://abukuma.us/takuki/09/102.htm
三郎兵衛が最後に住んでいた家は、伊達氏ゆかりの極楽院という寺で、今は伊達市指定文化財になっている。それで、ついつい、伊達氏のことまで調べてしまった。
5人の女性に14男7女を生ませた伊達稙宗……ねえ。羨ましいなあ。
……そうでもないか。
これだけ子供がいると、稙宗本人もどこまで分かっていたんだか怪しいもんだ。名前と順番を覚えるだけでも大変なのに、それぞれの嫁ぎ先やら養子入りなどを政略と絡めて考えなければいけないんだから。