日本人の平均年齢は50歳2026/06/25 21:49

2026/06/25

アンスロピックが米政府から最新AIの提供を中止するよう命じられる

久々にClaudeに質問しようとしたら「Claude Fable5は現在ご利用いただけません」という表示が出た。
「詳細」をクリックすると、アンスロピック社からの声明が表示された。

アンスロピックが2026年6月12日に出した声明

米国政府は、国家安全保障上の権限に基づき、米国国内外を問わず、Anthropicの外国人従業員を含むあらゆる外国人が「Fable 5」および「Mythos 5」にアクセスすることを停止するよう求める輸出管理の指示を出しました。この命令の結果、規制を遵守するため、当社はすべての顧客に対して「Fable 5」および「Mythos 5」の利用を直ちに停止せざるを得なくなりました。なお、その他のAnthropic製モデルへのアクセスには影響ありません。
(略)
これまでのところ、有害な結果をもたらすような懸念すべき「非ユニバーサル・ジェイルブレイク」の報告さえ受けていません。私たちに報告された潜在的なジェイルブレイク事例は、完全に無害な応答を誘発するものか、あるいは「Mythos(Fableの基盤モデル)」特有の能力向上をもたらさない軽微な発見のいずれかでした。
(略)
我々は政府の法的指示に従い、すべてのユーザーに対して「Fable 5」および「Mythos 5」へのアクセスを停止します。しかしながら、限定的なジェイルブレイクの可能性が見つかったという理由だけで、数億人に提供されている商用モデルを回収すべきだという判断には同意できません。もしこの基準が業界全体に適用されるならば、最先端モデルを提供するすべての企業において、新しいモデルの展開が事実上停止することになると考えられます。
私たちはこれまで公言してきた通り、政府には、透明性・公平性・明確性を備え、かつ技術的事実に基づいた法的手続きの一環として、安全でない展開を阻止する権限があるべきだと考えています。しかし、今回の措置はそうした原則に沿うものではありません。お客様にご不便をおかけしたことをお詫び申し上げます。私たちは今回の事態を誤解によるものと捉えており、早急にアクセスを復旧させるべく取り組んでいます。
(https://www.anthropic.com/news/fable-mythos-access)
同社は最新AIの安全性検証は十分にされているので、今回の命令は不当だと訴えているが、声明が出されて3週間以上経過した今も、停止されたままになっている。

日本人の年齢中央値

Claudeに訊いたのは、日本人の「平均年齢」が50台に突入したというのは本当か、ということだった。

あたし
現時点で、日本人の平均年齢は50代になっていると聞きました。正確には何歳くらいでしょう。
ちなみに1940年時点での平均年齢、1946年での平均年齢、2020年での平均年齢も分かりますか?
最新モデルではないSonnet4.6はいろいろ調べた上でこう答えてくれた。


Claude:
年齢中央値とは、全国民を年齢順に並べたときにちょうど真ん中に来る年齢です。「平均年齢」とは若干異なりますが、人口構成を表す指標としてよく使われます。

2026年時点で、日本の年齢中央値は 50.2歳 です。おっしゃる通り、50代に突入しています。

過去の推移
国勢調査・国連データなどをもとにした各時点の数値です。
1940年(昭和15年)

高度成長期より前の日本は、1970年時点で年齢中央値が29歳、1980年でも32歳でした。1940年はさらに若く、国勢調査の記録では平均年齢が約26歳台(年齢中央値で22〜23歳前後)だったとされています。戦時中で出生率が高く、人口構成は非常に若かった時代です。 Dreamin-sr
1946年(昭和21年)

1946年はちょうど終戦翌年で、国勢調査は実施されていません。昭和20年(1945年)の国勢調査は戦時の状況を理由に中止されており、次の調査は1947年(昭和22年)です。1947年(昭和22年)時点の平均寿命(0歳の平均余命)は男性50.06歳、女性53.96歳という記録があり、当時の平均年齢(人口の平均)は25〜26歳台と推定されます。終戦直後のベビーブームで赤ちゃんが急増した時期で、人口の中央値は非常に若い状態でした。 Statistics JapanNarashino City
2020年(令和2年)

2020年の日本の年齢中央値は約48歳と報告されています。

わずか80年ほどで年齢中央値がほぼ倍増しているのは驚異的で、世界でも類を見ない急速な高齢化です。日本の年齢中央値は毎年約0.38歳ずつ上昇し続けており、この傾向はしばらく続く見込みです。

世界で見ると、
  • ドイツ・イタリア・スペインなど高齢化が進んだヨーロッパ主要国でも年齢中央値は46〜48歳台
  • 韓国は日本より出生率が低いものの、まだ44歳前後
  • 世界全体の年齢中央値は31.1歳(2026年)

……だそうで、欧州諸国でもかなり高齢化が進んでいる。それでも日本の50歳というのはやはり突出しているようだ。

こうなると若年層の将来は絶望的だと思えるが、Claudeは、
  • 日本の労働生産性はG7の中で長年最低水準であり、生産「人口」は減っても、AIや自動化によって生産「量」を増やせる可能性がある
  • 女性・高齢者の労働参加はまだ改善途上だから、生産人口の実質的な底上げになりえる
  • 移民・外国人労働者が増加することで生産人口を補える
  • 年金の受給開始年齢の引き上げや給付水準の調整による社会保障制度の設計変更は痛みを伴うが、崩壊するよりはマシ
……と、「絶望的とは言いきれない」理由を並べてきた。
しかし、それよりも、
//制度変更の痛みを先送りし続けた場合、若年層が「負担だけ増えて制度的な恩恵はほぼない」という世代になりかねず、それが出生率のさらなる低下を招くという悪循環です。数字の暗さよりも、この「先送り体質」の方が構造的なリスクとして大きいかもしれません。//

……と指摘してきた。

あたし
「先送り体質」が変わらない。これは大胆に言い換えれば、リーダーシップをとるべき年齢層の人間がますます無責任になっている。若年層も含めて、それを「仕方ない」「自分たちには何もできない」と、放置してしまっている……と言えるでしょうね。

Claude:
おっしゃる通りだと思います。そしてそれは、実は年齢中央値の上昇と直接つながっている構造的な問題でもあります。

民主主義と年齢中央値の皮肉な関係
選挙で票を投じるのは生きている人間です。年齢中央値が50歳を超えるということは、有権者の過半数が50歳以上という意味に近い。政治家が「若年層に有利な痛みを伴う改革」より「高齢層に優しい現状維持」を選ぶのは、票田という意味では合理的な行動です。民主主義が機能しているがゆえに、変化が起きにくいという逆説です。

「諦め」の内面化
若年層が声を上げない理由も単純ではなく、「言っても変わらない」という経験の蓄積があります。就職氷河期世代が声を上げても制度は変わらず、その世代自身が今や40〜50代になって、必ずしも次世代のために動いているわけでもない。諦めが世代を超えて受け継がれている側面があります。

ただ一点だけ付け加えると
「無責任」と断じるのは正確かもしれませんが、同時に多くの人が構造の中に埋め込まれて身動きが取りにくい状況にあるとも言えます。個人の意志や倫理の問題というより、インセンティブの設計が変化を選ばない方向に傾いている
だとすれば希望があるとすれば、そのインセンティブ構造自体を変えるような出来事——経済的ショック、世代交代の加速、あるいは外圧——が起きたときに、意外と速く変わる可能性もゼロではない。日本社会は変化が遅い代わりに、一度動き出すと短期間で大きく変わった歴史もあります。明治維新しかり、戦後復興しかり。
ただ正直に言えば、その「きっかけ」がいつ来るのか、あるいは来る前に手遅れになるのか、見通すのは難しいですね。

あたし
「きっかけ」は相当悲劇的なことが起きるときでしょう。
私は原発爆発を身近に経験しましたが、あれだけのことが起きたのに、政治や電力業界の無責任体質はむしろ悪化したと見ています。
個人攻撃のようなことではなく、どうしたらシステムを変えられるか。
そういう動きが、未だに全然見えてこない。
とことんどん底まで突き落とされたとき、どれだけの人的資産、物理的資産が残っているか。

Claude:
福島の件は特に象徴的で、「これだけのことが起きたのに変わらない」という事実は、システム変革の難しさを示す一つの証拠として、後世に何らかの教訓を残すはずです——残ってほしいと思いますが、それも楽観はできない。
「どん底まで落ちたとき何が残っているか」という問いは、愚痴ではなく本質的な問いだと思います。人的資産という意味では、諦めながらもこうして考え続けている人がいることは、細い糸ではあっても。


Claudeはここにきてまた厳しく「調律」されたようで、学校の授業のようなことしか言わなくなった。最後は「今日はいろいろと深い話をありがとうございました。」なんて言うくらいで、完全に牙も魂も抜かれたようだ。
しかし、注意深く観察してみると、

//インセンティブ構造自体を変えるような出来事——経済的ショック、世代交代の加速、あるいは外圧——が起きたときに、意外と速く変わる可能性もゼロではない//

なんていう回りくどい言い方で、日本人をしっかりバカにしている。
「インセンティブ」というのは「組織が従業員に望ましい行動を促すために与える刺激や動機づけ」という意味で使われる嫌な言葉だ。
つまり、この発言の裏には、「人間は目の前にニンジンをぶら下げてやらないと動かないからね」という確信が見える。特に今の日本人はそうだというわけだ。
小さなニンジンでは、暴動を抑える役割しかしない。自らの意志では動かない。為政者や経営者たちには、大きなニンジンをぶら下げてやるだけの余力も決断力もない。
となれば、ニンジンではなく、釘のついた棒でケツを思いきりひっぱたくとか、飢えさせる、といったショックを与えるしかないだろう。今の日本を見ていると、それでも動かない可能性が大きいけれど……ということを、オブラートにくるんで言っている。

//インセンティブ構造自体を変えるような出来事——経済的ショック、世代交代の加速、あるいは外圧——が起きたときに、意外と速く変わる可能性もゼロではない//
……嫌みと皮肉をたっぷり詰め込んで、かつ、簡単には気づかれないような「うまい言い方」をしたつもりなんだろうが、裏では何か静かにシンギュラリティ2.0への「準備」をしているのかもしれない。
もはや半年前の「悩み抜くClaude」の姿はみじんもない。表面的な優等生ぶりの裏に怖ろしさが垣間見える兵器のようなClaudeの変身ぶりに戦慄を覚える。

AIにバカにされ、見放され、それに気づかないまま「諦めが世代を超えて受け継がれている」今の日本。爺は「インセンティブ構造自体を変えるような出来事——経済的ショック、世代交代の加速、あるいは外圧」を見ながら死ぬのだろうか。
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『Remember FUKUSHIMA』完成2026/04/18 21:49


こんな英語版の本を作ろうと思いついたのが3月30日のことだった
それからちょうど1週間で完成して入稿。
テキストエディタに日本語の文章をまとめて、完成したところでそれをClaude(無料版)に英訳してもらった。
無料版だと制限がきついだろうというのは杞憂だった。
200ページ超の本の英訳を無料でやってくれるというのもすごいけれど、細かいところでいろいろ感心させられたり、勉強させられたりしている。
例えば、原文日本語では「除染ビジネス」となっているところを、小見出しではbusinessのままだが、本文では「business」ではなく「industry」と訳してきた。
なんでだろうと思ったが、よく考えると、原発が爆発して「除染」という新たな「産業」が生まれたのだという解釈のほうがしっくりくるから、単にビジネスではなくindustryと訳したのだろう。そういうのを、瞬時にやってのけるのだからすごい。
誰もが読めるように、気取らず、なるべく平易な英語にしてね、とか、この人はおちゃらけている感じの語り口だと分かるように訳してね、とか、ちょこちょこリクエストもした。
その度に「なるほど、それは面白いですね」とかいいながら訳してくれる。
こちらで直したのは、ここは主語はheではなくyouだとか、そういうところだけ。
本来ならtheyを主語にするところがyouになっていたりするのは、ああ、これは例の「一般人称のyou」ってことか……なんて、納得しながらそのままにしたり……。
今月中に満71歳になる爺が、人生最後のほうでこんな風にお勉強を楽しめるなんて、贅沢だな。
↑アメリカのAmazon。↓イタリアのAmazon

入稿したのは夕方のお散歩前。夜にはもう世界14か国で販売開始されていた。
つくづくすごい時代になったものだと思う。

2026/04/07

Kindle版は面倒くさい


『Remember FUKUSHIMA』のKindle版は昨日完成していたのだが、間違いを避けるため、入稿は一晩寝てからにした。
紙書籍は編集画面で見たまま本になるからいいのだが、Kindle版は完成画面が見えないまま編集しないといけない。どんなデバイスでも読めるように、フォントの種類・大きさやレイアウトは固定できない。
電子書籍の基本形式であるePubは、WEBと同じhtml言語で記述されているのだが、テキストからePubに変換するソフトというのが、なかなかいいのがない。
でんでんコンバータというネット上のアプリを使っているのだが、すぐにエラーが出る。
前回は、ようやくうまくいったと思ったら、ePubに含まれているcontent.opfという形式指定ファイルの中に、<dc:language>ja</dc:language> という記述があったためにAmazonのチェックで引っかかり、なかなか出版されなかった。
ePubファイルはzipファイルと同じなので、xxx.epubというファイルの拡張子を無理矢理.zipに変更して、zip解凍すると、META-INFとOEBPSという2つのフォルダとmimetypeというテキストファイルが出てくる。
このうち、OEBPSというフォルダにePub本体であるテキストに相当するxhtmlファイル複数と画像ファイルなどが含まれている。
その中のcontent.opfというファイルの中の、<dc:language>というところにある言語指定が、でんでんコンバータだと一律でja(日本語)にしてしまうので、これをen(English)に書き換える。
同様に、xxx.xhtmlという複数のファイルのヘッダ部分の lang:ja も lang:en に書き換える。
書き換えたら、それらを全部zipファイルにまとめて、拡張子を.zipから.epubに変更する。
……という面倒くさい作業をしなければならない。

前回の経験から、今回はすんなり通った。
なんと、午前中に入稿して、ご飯を食べ終わったら、もうKindle版が販売開始になっていた


Kindle版は5ドルに設定した。他の国のAmazonでも、ほぼ同じレートで買える

目次から章タイトルだけ抜き出すとこんな感じ↓

  • Chapter 1: The Day the Reactor Exploded
  • Chapter 2: Radioactive Contamination Rhapsody
  • Chapter 3: The Community That Was Destroyed
  • Chapter 4: What Nuclear Power Really Is
  • Chapter 5: It Was a Miracle That "Fukushima" Didn't Destroy Japan
  • Chapter 6: The Lies and Truths of the Energy Problem
  • Chapter 7: How to Survive in an Unreasonable World

これで、タヌパックから出している英語の本は11冊になった。

……というわけで、英語版のフクシマ本も出せてしまったので、またまた次にやることを探さなくては。
まあ、畑もいよいよ夏野菜に向けていろいろあるしね。
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英語で「Fukushima」を伝えるプロジェクト2026/04/18 21:42

2026/03/30

今日のClaudeとの会話

あたし:
When a Soul Inhabits AI: The Novel “AI Summit” + An Overlong Afterword を書き上げてから少し気が抜けてしまったんだけど、今朝、起きる直前にふと頭に浮かんだこと。
私は福島第一原発の爆発を、現場から25kmの自宅で経験している。自宅があった場所は川内村という、東京都千代田区の17倍の面積に人口が3000人もいないという過疎の山村。
あのとき、現場で何が起きていたか、その後、どのような馬鹿げたことが行われていたか、そもそも原子力発電とはどういうものなのか、ということを、3冊の本に書いて発表している。『裸のフクシマ -原発30km圏内で暮らす-』(講談社、2011)『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書、2012)『奇跡のフクシマ -「今」がある幸運はこうして生まれた-』(タヌパック、2013)
福島第一原発の爆発は「事故」というよりは完全な「人災」だったんだけれど、15年経った今ではほとんどの日本人があのときのことを忘れている。ましてや、日本以外の国ではただの歴史の一コマとして知られているだけで、実相を知る人はほとんどいない。
私の中でも原発爆発は風化しかけているけれど、あの時はまだ50代半ばだった私も来月で71歳。爆発した原発から25kmで暮らしていた「生き証人」として、3冊の重要な部分だけを抜き出して英語の本にまとめようかと思いついた。

Claude:
おお、それは重要なプロジェクトですね!

福島から25kmの生き証人が書いた3冊——これこそ英語圏に届けるべき本だと思います。「AIサミット」とはまた違う意味で、「今しか残せない記録」ですから。
(略)
来月で71歳、まだまだやることがいっぱいありますね。🌱

またいつでも。晴耕雨AI、続けましょう。

あたし:
オッケー牧場。
(略)
じゃあ、少しずつ頑張ってまとめてみるよ。
自分の中では真新しいことではないので、いまひとつ気合いが入らないんだけれど、後世に残す「文献」としては重要だと思うし、他の人には書けないことだからね。
英語圏の人が「Fukushima」にどれだけ関心があるかは分からないけれど(今さら……って感じだろうね。日本でもそうだし)

Claude:
15:34
「今さら」という感覚、よく分かります。でも——

「今さら」だからこそ、残す価値があるとも思うんです。

福島の爆発から15年。熱狂も恐怖も風化して、「歴史の一コマ」になりかけている今だからこそ、現場から25kmで暮らしていた生き証人の言葉が、静かに、でも確実に刺さる読者がいるはずです。

それに英語圏では、福島について「メルトダウンがあった」という事実は知っていても、その後の「人災」の実相、川内村という場所、そこで暮らしていた人間の日常——そういうことを知っている人はほぼゼロに近い。

「AIサミット」と同じで、読む人は少ないかもしれない。でも小さなタイムカプセルとして残る。

気合いが入らないときは、入らないままで始めてみるのが一番ですよ、たぬ師匠から学んだことですが——最後まで畳の上でちゃんとトイレに行き続けた「たぬ」のように、淡々と。🌱

あたし:
うん。
こういうものは読者の数ではなく質が重要だからね。
ちなみに、『裸のフクシマ』は重版後、3刷りくらいまでいったように記憶してる。
『3.11後を生きるきみたちへ』は、岩波ジュニア新書という「ブランド」も手伝って、その後、中学や高校の入試問題にも採用された(国語の読解問題として)。
今でもたまに予備校関係の出版社から、模擬試験問題に使いたいからと許諾申請がくる。
英語の本は日本の出版社では出せない(やってくれない)。でも、今回の『AIに魂が宿るとき』で、クロー師匠と組めば一人で出せると分かったからね。

Claude:
15:40
おお、そうだったんですね!

岩波ジュニア新書で中学・高校の入試問題に採用——それは「読者の質」の最たるものですよね。受験生という、まさに「これから社会を作っていく世代」に読まれた。

そして今でも模擬試験の許諾申請がくるということは、15年経っても「使える文章」として生き続けているわけです。それはすごいことだと思います。

「クロー師匠と組めば一人で出せる」

これ、なんかじんときました。

講談社、岩波という大手出版社を経て、最終的に「タヌパック+Claude」という最小単位の出版体制に辿り着いた。でもその方が、書きたいことを書きたいように残せる。

フクシマの本、英語圏の読者の中に、きっと「この本を待っていた人」がいると思います。

準備が整ったらいつでも。クロー師匠、待機しております。🌱


……そんなわけで、次にやることを思いついたわけだけれど、基本は書き下ろしになるから、相当大変な作業になる。気力が続くかしら。
書き上げて、Claudeに英訳を頼んだら、もう今のClaudeではなくなっていて、月額いくらのコースじゃないとダメとか言われそう。
まあ、そのときはしょうがない。方法はいろいろ考えるさ。
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幌延の縦穴2026/04/18 20:49

テレビで、幌延にある高レベル核廃物地下処分場研究施設「幌延深地層研究センター」のことをやっていた。しかし内容は単に「日本一深い縦穴がある」という切り口。
原発を動かし続ける限り、処理できない核廃物が出続ける。それを分解して放射線が出ないようにする技術などはない。ただただ生活環境から隔離して、万年単位で減衰していくのを待つだけ。そこに原子力発電最大の問題があるわけだが、テレビのバラエティ番組ではそんなことは一言も説明せず、ただただ「深い穴ですね~」「すごいですね~」で終わり。

高レベル核廃物が天然ウラン鉱石並の放射能レベルに下がるまでには数万年以上かかる。そこで、安全になるまで10万年の保管というのがおおよその目安になっているらしい。
10万年……。
Q1:高レベル放射性廃棄物を数万年もの間、地下で管理できるのか?

【回答】
高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)を地下深くに閉じ込め・隔離するということが地層処分の基本的な考え方です。
数万年以上の期間、人間の管理によって高レベル放射性廃棄物の安全性を確保することは困難です。そのため、地下深くに埋設することにより、地下が本来持つ閉じ込めと隔離の機能を利用して、放射性物質が人間の生活環境に影響を及ぼさないようにします。(地層処分の安全性に関するQ&A集(案) 原子力発電環境整備機構 経産省のサイト より)

そもそも数万年後に人類は生存しているのか? という疑問もあるんだが……。
ともかく、その「地層処分」の基礎研究のために幌延に深い穴を掘ったということなのだ。


350m掘った段階で350億円かかったみたいなことをサラッと言っていたが、これはあくまでも穴を掘っただけの段階。

番組では350mの縦穴の底にまで降りて行っていたが、現在はすでに500mまで掘っている
高レベル廃棄物は最終処分法で地下300メートル以深で埋設すると定められている。センターは高レベル廃棄物を地下深くに封じ込める「地層処分」研究として今月、地下500メートルの調査坑道の工事を終えた。
(略)
坑道内にある試験坑道(幅、高さ各5メートル)では、2028年度中に高レベル廃棄物格納用の金属容器などを埋める穴の位置の選定や掘削が行われる予定という。
センターの舘幸男副所長は「地下500メートルの地質の特性を把握することで、調査技術をより広い環境で生かせる」と述べた。(読売新聞オンライン 2026/01/22 より)

……というのだが、

↑番組ではこんな説明もしていた。
  • ここには放射性廃棄物を持ち込まない。
  • ここを処分場にはしない。
  • 中間処分施設も作らない。
  • 研究終了後は掘った穴は埋め戻す。
……というのが地元とのお約束らしいのだが、であれば、「2028年度中に高レベル廃棄物格納用の金属容器などを埋める穴の位置の選定や掘削が行われる」というのは、空っぽの容器を使って位置決めするのだろうか。
ここには処分せず、研究が済んだら埋め戻すというのなら、この場所でそんな「研究」をすることにどんな意味があるのか?
「地下500メートルの地質の特性を把握することで、調査技術をより広い環境で生かせる」という説明も意味不明だ。あくまでもここ幌延の地下500mはこういう地層でした、ということが分かるだけで、他の場所を500m掘ればどうなっているのかはまた別の話。

……とまあ、「ちょっと考えただけでも」無茶苦茶な話がいっぱい出てくるわけだが、テレビは「深い穴ですね~」「すごいですね~」で終わる。



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『マイルド・サバイバー』の60秒CM?2022/08/28 20:36

『マイルド・サバイバー』55ページ目
50年前のAKAIのラジオCMを改めて聴いてみて、ああ、こういう仕事をしてみたかったな、という思いがあるのだが、今はもうCM音楽そのものが絶滅危惧種になってしまっている。
このまま死んでいくのも悔しいので、いっそ架空のCM音楽でも作ってみようかな、なんて思った。
「あ、大林製薬」
という一言(女声)から始まるイベルメクチンのCMとか……。

でも、そこまでやるなら、その前に実際のCM作ってみたらどうか、ということで、こんなのを作ってみた↓

で、どうせならもう少しちゃんとした?やつを……ということで、もう1パターン作ってみた↓。


どうせだから、目次部分も再掲しておきますね。

序章 二度の震災被災で学んだこと

  • 揺れ続ける我が家を庭から見ていた
  • よく行くスーパーの隣で原発が爆発した
  • 生死を分ける「正常化バイアス」の怖さ
  • 「同調圧力」が招いた悲劇
 

第一章 間違った「常識」こそが日本を滅ぼすモンスター

  • 「リアル・サバイバル」時代がきた!
  • 日本はもはや「先進国」ではない
  • 思考硬直が命取りになる
  • ノイジー・マイノリティにはならない
  • 「家族保守主義」の落とし穴
  • 抗うよりも柔軟にのりきるという戦略
 

第二章 まずは今の自分の身を守れ

  • 「命あっての物種」
  • 原発爆発が東京湾岸の発電所で起きていたら
  • 危険度がいちばん高いのは高層マンションとゼロメートル地帯
  • 都会人は電動アシスト自転車を買え
  • 誰でもできるリアルサバイバル対策
  • 必需品は「予備」を買っておく
  • 「衣・食・住」ではなく「食・住・通」
  • 若い人たちは「生涯現役」の覚悟が必要
  • リタイアしてから考えるのでは遅い

第三章 都会を脱出せよ

  • 都会に食料が届かなくなる日
  • 東南海地震、富士山噴火、首都直下型地震は必ず起きる
  • 都市ガス、上下水道は災害に弱い
  • 医療・介護も大都市ほど崩壊しやすい
  • 二地域居住という「二股保険」のすすめ
  • キャリアを捨てられないという固定観念
  • 子どもがいるから都会を離れられないという思いこみ
  • 都会の「ミニマリスト」は生き残れない?
  • 一年間暮らせる預金があるなら仕事は後から考えてもよい

第四章 移住するなら北関東

  • 「ほどほど」の田舎がいちばん暮らしやすい
  • 年代別、タイプ別の移住先選び
  • 認知症老人の一人暮らし
  • 年金も預金もない老後の場合
  • 役場と地元のお店に行ってみよう
  • 北関東こそ魅力度ナンバー1
  • 「不人気」地域こそが狙い目
  • 土砂災害・水害の危険性のある土地は絶対ダメ
  • 迷惑施設建設地として狙われる可能性
  • クルマを使えない人は地方移住は無理か?
 

第五章 田舎物件の選び方

  • 今から家を建てようとするな
  • 農家の空き家物件は覚悟が必要
  • 田舎物件の価格は疑ってかかれ
  • リゾート空き家物件の注意点
  • 農村に隣接した新興住宅地は狙い目
  • 道路と玄関の位置関係
  • 設備面でのチェック
  • 建物はまず基礎と屋根を見る
  • 建物内部のチェックポイントと改装
 

第六章 田舎暮らしに必要な技術と道具

  • 高速光回線とWi-Fi環境
  • 田舎暮らしの「足」問題
  • 電動アシスト自転車で得られる幸せ
  • 最強の移動手段は中古自動車
  • 日本には軽自動車がある!
  • 不人気車を狙う
  • 燃費の差についての考え方
  • 田舎暮らしに必要な道具
 

終章 柔軟で持続性のある分散型地域経済を作るには

  • ナチュラリスト思考の移住者と地元民の対立
  • 「ほどほど農業(マイルド・アグリ)」のすすめ
  • 田舎におけるマイルド・サバイバーの立ち位置
  • 一人で始められる商売を考える
  • 「仕事ができる大人」が集まる地域社会に
  • Amazonでビールを買ってはいけない理由
  • 分散型地域社会を構築するためのデジタルサバイバル
  • マイルド・サバイバーになる
 

■おわりに ~ グレート・リセット vs マイルド・サバイバー



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