マティアス・デスメット教授「自然は非合理なものだった」 ― 2023/02/05 17:01
マティアス・デスメット教授に日本の我那覇真子氏がベルギーでインタビューした動画が、日本語字幕付きでYouTubeにUPされている。これは実に分かりやすい。約50分の動画だが、学校の授業1時限分を受けるつもりで拝聴したい。
こうした報道や記事、意見が日本のメジャーメディアではほぼ皆無だ。この巨悪を仕掛けた連中は欧米を拠点としているが、しっかり見抜いて注意喚起や警告を発する人たち、独立系メディアも多数存在する。日本にはそれもほとんどない。
そんな中で、本来メジャーメディアがやらなければいけない仕事を、日本の若い女性がやっている。凄いことだ。

驚いたのは、15分あたりから展開していった話。
信心深い家庭で育ったが、若いときに、「世界は分子や原子でできていて、それらが物理法則に従って互いに交わっているだけのこと。そこに神など存在しえない」と確信するようになった。⇒しかし、その後、量子力学などを学ぶようになって「物質粒子は実際には我々が信じていたようなものではなく、我々の意識、思考、感覚、経験に反応しており、同時に2つの場所に存在できるなどという馬鹿げた、非合理の動きもすることを知った。⇒そこで私は突然悟った。真実はfactと呼ばれ、それがあたりまえのことで、すべては論理的に動くと思っていたけれど、自然は非合理なものだったと。

mass formationの話に終始するのかと思っていたら、宗教的というか、神学的というか、哲学的領域にまで話が及んでいき、驚いてしまった。
そして、これほど深い、しかも今の自分が求めていたことに鮮やかに迫っている話を聞けたことに感動し、気がつくと涙まで流していた。
この動画をYouTubeにあげてくれた我那覇さんには本当に感謝しかない。
彼女の経歴を見ると、育った家庭事情なども大きく影響してか「トンデモお嬢さん」という過去(黒歴史?)が浮かび上がる。
しかし、しっかり学び続ければ、人は変わり続けることができるし、その変わりかた次第で人生を何度でもやり直せるのだと思わされた。
インタビューの内容とは関係ないことだが、私は彼女の英語にも感心してしまった。
いわゆるバイリンガル環境で自然に身につけたとは思えない、文法学習で、つまりほとんどの日本人と同じ環境で努力して得た英語力だろうと推察できるからだ。
留学などできない環境で育った若い人たちに勇気を与えてくれる。
デスメット教授の言葉は、19世紀の農民、タラビッチの言葉にも重なるように思う。
『新釈・クレムナの予言 タラビッチが見た2025年』の最後のほうに、こんなことを書いた。
「言い争う必要はない。しかし、静かに語り続けることが必要」だというデスメット教授の生き方に共鳴する。
非力な爺なりに、せめてできることは続けたい。

そんな中で、本来メジャーメディアがやらなければいけない仕事を、日本の若い女性がやっている。凄いことだ。

驚いたのは、15分あたりから展開していった話。
信心深い家庭で育ったが、若いときに、「世界は分子や原子でできていて、それらが物理法則に従って互いに交わっているだけのこと。そこに神など存在しえない」と確信するようになった。⇒しかし、その後、量子力学などを学ぶようになって「物質粒子は実際には我々が信じていたようなものではなく、我々の意識、思考、感覚、経験に反応しており、同時に2つの場所に存在できるなどという馬鹿げた、非合理の動きもすることを知った。⇒そこで私は突然悟った。真実はfactと呼ばれ、それがあたりまえのことで、すべては論理的に動くと思っていたけれど、自然は非合理なものだったと。

そして、これほど深い、しかも今の自分が求めていたことに鮮やかに迫っている話を聞けたことに感動し、気がつくと涙まで流していた。
この動画をYouTubeにあげてくれた我那覇さんには本当に感謝しかない。
彼女の経歴を見ると、育った家庭事情なども大きく影響してか「トンデモお嬢さん」という過去(黒歴史?)が浮かび上がる。
しかし、しっかり学び続ければ、人は変わり続けることができるし、その変わりかた次第で人生を何度でもやり直せるのだと思わされた。
I encountered Klaus Schwab! And here is what happened.
— 我那覇真子 Masako Ganaha (@ganaha_masako) January 18, 2023
He is afraid of our resistance!
@ WEF Davos2023 pic.twitter.com/QMVixy2wyE
↑クラウス・シュワブに突撃取材を試みる我那覇氏。ダボス会議もシュワブもずいぶんセキュリティが甘いな。まさか偽物じゃないだろうけど
インタビューの内容とは関係ないことだが、私は彼女の英語にも感心してしまった。
いわゆるバイリンガル環境で自然に身につけたとは思えない、文法学習で、つまりほとんどの日本人と同じ環境で努力して得た英語力だろうと推察できるからだ。
留学などできない環境で育った若い人たちに勇気を与えてくれる。
デスメット教授の言葉は、19世紀の農民、タラビッチの言葉にも重なるように思う。
『新釈・クレムナの予言 タラビッチが見た2025年』の最後のほうに、こんなことを書いた。
資本主義社会で極端な富と権力を得た現代の大富豪や、リベラルと称する政治勢力の中で「反共産主義」「世界平和」を唱えるネオコン政治家らが思い描いている世界統一政府の下に完全制御される社会こそが「コミュニズムVer.3」とでも呼べる現代の危険思想なのではないか。
ミタールには、こうした傲慢な思想こそが世界最終戦争を生みだす「邪悪なもの」として漠然と見えていたのかもしれない。
(121ページより)
「言い争う必要はない。しかし、静かに語り続けることが必要」だというデスメット教授の生き方に共鳴する。
非力な爺なりに、せめてできることは続けたい。



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