『てっぱん』はB型ドラマだった!2011/02/19 14:18

『てっぱん』は、最近の連続テレビ小説の中ではいちばん面白い。
視聴率は17%前後らしいが、連続テレビ小説の視聴率は人気とは連動しない。なぜなら、面白ければみんな録画してじっくり見ようとするからだ。朝の慌ただしい時間にBGM代わりに流しておくのはもったいない。また、後からじっくり見たいので、朝はつけない。
キャスティングが真面目で、ストーリー展開がテンポがよいのがGOOD。

ともするとクサくなりすぎる話なのに、そう感じさせないのは俳優たちの演技や存在感がほんわかしているからかもしれない。とりとめのないところ、お節介が多いところ、熱中する一方であっさりしているところ、なんだかB型っぽいドラマだと感じていた。
試しに出演者20人の血液型を調べてみたところ、こんなグループ分けができた。

●安田成美、川中美幸、朝倉あき、京野ことみ、尾美としのり、遠藤要、松田悟志、趙 珉和、小市慢太郎

○ともさかりえ、神戸浩、赤井英和、森田直幸、柏原収史

■滝本美織、富司純子、遠藤憲一、長田成哉

★竜雷太、柳沢慎吾

多い順に、9人(45%)、5人(25%)、4人(20%)、2人(10%)でありますね。
よく知られているように、日本人の血液型分布は、およそ4:3:2:1で、A型、O型、B型、AB型の順になる。ところが、『てっぱん』の出演者はB、A、O、ABの順だった。つまり、本来なら、20人集めたら4人しかいないはずのB型が倍以上の9人もいるのだ。
なるほど、ドラマの雰囲気がB型っぽいわけだ。
それに比べて、A型が少ない。しかも、神戸浩(絵描きのおっちゃん)、柏原収史(バンドを指導しているちょっとずれた先生)、赤井英和(鰹節を削っている駄洒落を連発する独身男)といった、雰囲気があの場では浮いているキャラが多い。村上家の次男・鉄平役の森田直幸は、本来はB型っぽい役どころだが、A型の気配りがもろに目立つ。
村上家の父・錠はO型、母はB型だから、本当ならこの次男・鉄平のA型はありえなくて、鉄平こそ親が違うことになる。

ちなみに、ドラマの中では写真と短い回想シーンにしか出てこないあかりの実の母親・千春役、木南晴夏はA型。実の父親役・橘先生はB型なので、あかりがO型で生まれてくる確率は4分の1以下。

出演者の血液型グループ、もう一度確認しておくと、

A型:ともさかりえ、神戸浩、赤井英和、森田直幸、柏原収史

O型:滝本美織、富司純子、遠藤憲一、長田成哉

B型:安田成美、川中美幸、朝倉あき、京野ことみ、尾美としのり、遠藤要、松田悟志、趙珉和、小市慢太郎

AB型:竜雷太、柳沢慎吾

……うんうん、よく分かる……という感じでしょ。