自分の理解を超えた人に向き合うために2015/09/23 01:57

一夜明けた国会議事堂前
実は、ほとんどの人は生まれながらにして脳(精神活動の根幹)に欠陥を持っている。
浪費癖、女癖・男癖の悪さ、酒乱、権力欲、支配欲、SとかMとかの性癖、暴力、ギャンブル癖、虚言癖、怠惰、虚栄、公共心の欠如、度を超えた無責任……。
中には人を殺してみたいとか、異常な犯罪の種を抱えて生まれてしまう人もいる。
一見して人格者で、弱者に優しく、謙虚でつましい生活をしているような人にも、意外な欠陥がある。
そうした生まれながらの欠陥を持った人に対して、その欠陥が自分では持っていないものであると、「とんでもないやつだ」「信じられない」という気持ちを抱くが、もしかするとそうした欠陥はロシアンルーレットの弾倉のようなもので、たまたま自分が生まれたときに引き当てた欠陥は犯罪にまでは至らない程度のものだった、というだけなのかもしれない。
美男美女に生まれるか不細工に生まれるかの違いのようなもので、生まれた後の努力では修整できないもの、運命、宿命のようなものなのかもしれない。

そのことに気づいたことで、自分を傷つける人や理解を超えた欠陥を持つ人に対しても、冷静に、極力優しく接することができるようになれるかもしれない……と、今、感じているところ。
だからどうだということでもなく、問題が解決されるわけでもないのだけれど。

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